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【公務員試験】必ずやるべきオススメ学習前準備3選

 

  • 公務員試験の科目や難易度が知りたい
  • 情報がありすぎて
  • 試験勉強を継続できるか不安になる

 

公務員試験は、多くの人にとって難易度の高い資格試験の1つです。そのため、合格するためには十分な準備と学習が必要です。

 

公務員試験に合格するための準備として、「情報収集」「予備校選び」「戦略・計画の立案」がとても重要です。十分な準備をせずに学習を始めると失敗してしまう可能性が高まります。

 

この記事では、試験対策の始め方からおすすめの対策方法まで4ステップにわけて解説しています。

 

この記事を最後まで読めば、公務員試験に合格するためにいつ何をすべきなのか分かります。

 

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本記事は「国家一般職」「地方上級」を志望する人向けです。

 

 この記事を書いた人
  • 1996年生まれで1児の母
  • 夫が国家一般職・国立大学法人内定、裁判所事務官・国税専門官一次合格
  • 夫の受験経験から得た知見をもとに当サイトを運営中

 

 

公務員試験に合格する4つの手順

STEP
情報収集をする

試験の全体像や試験までのスケジュールについては正確な情報を入手してください。

STEP
予備校の講座を申し込む
勉強のモチベーションを維持しやすい環境が手に入るため、予備校の講座を使うのがオススメ。
\予備校で手に入るもの/
  • 1年ほど一緒に勉強する仲間
  • 勉強に集中できる学習室
  • 卒業生の合格体験記
  • 過去の受験生が残した面接情報 etc.

独学は孤独で挫折する可能性が高いため、オススメできません。

STEP
戦略・計画を立てる
  • 志望先を3〜4つに絞る
  • 教養7割・専門8割を目標にする
  • 第一志望に合わせて捨て科目を決める

あくまで第一志望を最優先で、いつからどの科目を勉強するのか事前に決めておくといいでしょう。
STEP
試験対策を始める
専門・教養試験では配点が高い科目を優先的に勉強するのがオススメ。

論文対策は年明け頃から、面接対策は直前期から始ましょう。

それぞれの対策方法は後ほど解説します。

 

【Step1】情報収集をする

公務員試験は「情報戦」です。試験の全体像や試験までのスケジュールなどは、正確な情報を入手してください。

 

 

 

地方上級の志望度が高い人は志望動機作りのために、自治体が主催するイベントに積極的に参加してください。

 

自治体では県政学習やUIターン相談会などを開催しています。

 

興味がある分野のイベントだけでもOKなので、下記2つは日頃からチェックしてくださいね。

 

 

面接では官庁・自治体のイベントに参加したことがあるかどうか質問される可能性があります。

 

もしイベントに参加したことがないと、この自治体の仕事に本当に興味があるのか疑問を抱かれます。

 

面接官にあなたの職員になりたいという思いを「言葉」だけでなく「行動」でも示せると、とても好印象ですよ。

 

国家一般職・地方上級の試験概要

国家一般職や地方上級の試験概要、合格率などを解説していきます。

 

【試験概要】筆記・人物試験がある

ほとんどの試験では「筆記試験(択一式)」と「人物試験(面接・集団討論)」があります。

 

筆記試験では「教養試験」が、内容は高校の基礎レベルくらいです。

 

  数的処理 文章理解 社会科学 人文科学 自然科学  
 




















 

 

 





 





 

 

 

 

 
問題数
国家一般職 4 6 3 3 6 5 13 40/40
地方上級(全国型) 6 5 5 1 3 5 3 4 5 2 2 2 2 2 1 1 1 50/50
地方上級(関東型) 6 3 3 1 3 5 4 3 6 3 3 2 1 2 2 1 1 1 40/50
地方上級(中部型) 6 5 5 1 3 5 4 1 5 2 3 2 1 2 2 1 1 1 50/50

 

面接試験では、

 

【合格率】○人に1人が合格できる

2022年度の試験結果はこのとおり。

 

地方上級・国家一般職の受験者、1時試験合格者、採用者、最終倍率の表はる。

 

〇人に1人が合格しているっていうイメージてすね。

 

ちなみに過去5年間の最終倍率はこんな感じ。

 

表を貼る

 

他の公務員試験と合格率を比較してみた

試験結果だけを見ても、難しいのかイメージが湧きにくいですよね。

 

そこで、難易度がイメージしやすいように他の公務員試験と合格率を比べてみました。

 

表を貼る

 

【難易度】暗記で解ける問題ばかり

どの科目も暗記で解ける問題ばかりなので、難易度は易しめです。

 

ひたすら暗記するだけなので、勉強すればするほど高得点が取れるようになります。

 

 

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筆記試験の点数 = 勉強できた時間 」ということが言えますね。

 

地頭の良し悪しは関係なく、勉強できた時間が長い人が合格しやすいということです。

 

 

 

必要な勉強時間は1,500時間以上

公務員試験で合格するために必要な勉強時間は1,500〜2,000時間。

 

併願先が多くなるほど勉強すべき範囲が増えるので、勉強時間も変わってきます。

 

  • 地方上級・国家一般職のみ
    → 1,500時間〜
  • 地方上級・国家一般職
    国税専門官などを併願する
    → 1,500〜2,000時間

 

受験の1年前から試験対策を始めるのがオススメ!

 

  1年前から始めるべき理由
  • 1年なら気持ちがだれずに、集中して勉強できるから
  • 何度も問題を解けるため、知識が定着しやすいから
  • 勉強法を試行錯誤する余裕ができるから

 

経験談夫は6月から少しずつ勉強時間を増やして、合計2,000時間ほど勉強しました。

 

試験勉強ではひたすら覚える作業が続くので、どれだけ机に向かって勉強できるかが合格の鍵ですね。

 

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1年前から勉強を始められなくても、合格できる可能性は一応あります。

 

知り合いのなかに、6か月前から勉強を始めて無事に合格できた超人が実際にいました。

 

1日あたりの勉強量が多くなるので、心身ともにかなり疲労してましたね。

 

  1,500時間するには・・・
  • 1年間: 4時間/日
  • 9か月: 6時間/日
  • 6か月:8.5時間/日
  • 3か月:17時間/日

 

1年前から勉強を始めた人でも、直前期(4〜6月)は10時間ほど勉強する人が多いです。

 

【Step2】予備校の講座を申し込む

公務員試験の対策方法は「予備校」と「独学」の2種類があります。

 

本気で合格を目指すなら「予備校」で勉強する方が圧倒的にオススメです。大学生なら学内講座もアリですね。

 

なぜなら、勉強のモチベーションを維持しやすい環境が手に入るから。

 

\予備校で手に入るもの/
  • 一緒に勉強をがんばる仲間
  • 過去の受験生が残した面接情報
  • 勉強に集中できる学習室
  • テキスト、問題集
  • 面接・集団討論の模擬練習 etc.

 

大手予備校では30万円ほど費用がかかりますが、公務員になることができれば、ボーナス1回でチャラです。

 

高いモチベーションを維持するためには、「仲間」の存在がとても大切です。

 

「勉強のやる気が起きない・・・」

 

「本当に公務員になれのるか不安・・・」

 

多くの受験生がこのような気持ちになってしまい、勉強が手につかなくなる人もいます。

 

経験談独学で公務員を目指した友人4人中2人が勉強へのモチベーションが続かず、公務員を途中であきらめていました。

 

モチベーションが下がったとき、仲間が勉強している姿がとても刺激になります。

 

つまり次の条件に当てはまらない人は「予備校」がオススメですね。

 

  独学向きな人の条件
  • 公務員受験を経験したことがある
  • 孤独な環境でも1年ほど高いモチベーションを維持できる
  • 論文・面接試験を1人で対策できる

 

はっきり言って試験勉強の日々はとてもつらいです。独学ならもっとつらいはず。

 

個人的には、孤独で挫折しやすい「独学」はおすすめできません。

 

予備校選びのポイント3選

予備校で勉強すると30万円ほど費用がかかってしまうので、慎重に選びましょう。

 

結論から言うと、

  • 筆記・面接の両方の指導が受けられる
  • 学習室が利用できる
  • 予備校の雰囲気が良い(直感でOK)

 

これらが当てはまる予備校を選びましょう。

 

TAC、LEC、大栄、〇〇などから選ぶのが無難です。

 

TACがおすすめな人

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LECがおすすめな人

大栄がおすすめな人

 

各予備校の特徴は下記のとおり。

 

(表を貼る)価格、特徴、講義数(筆記、面接別)、面接対策(個別・集団・集団討論に対応など)

 

それぞれの特徴を踏まえて、各予備校におすすめな人を考えてみました。

 

気になる予備校があれば、資料請求を是非してみてください。もちろん無料でできます。

 

ホームページに載っていない情報や申込み時に使える割引券が手に入りますよ。

 

おすすめ予備校①:TAC

 

【Step3】戦略・計画を立てる

予備校が決まったらすぐに勉強を始めたいところですが、やみくもに勉強しても絶対に受かりません。

 

戦略的な計画を立てることが大切です。大事なポイントは下記の4つ。

 

  • 併願先は3〜4つに絞る
  • 専門8割、教養7割を目標にする
  • 勉強する科目|捨てる科目を決める

 

それぞれ詳しく解説していきますね。

 

併願先は3〜4つに絞る

公務員試験は無料で受験できるため、日程が重ならなければ好きなだけ併願できます。

 

第一志望の試験前に本番の雰囲気が体感できるので、ぜひ併願先を考えてみてくださいね。

 

併願先を考えるときのポイントは下記のとおり。

 

  • あくまでも第一志望を優先で勉強する
  • 併願先の日程が重ならないかチェックする
  • 負担が大きくなるため併願先を増やしすぎないようにする

 

「専門論文記述」が出題される試験は併願しないのがオススメ。

 

専門論文記述も対策するとしても、ほどほどにしておきましょう。

 

そうしないと、他の科目を勉強する時間が圧迫されてしまいます。

 

教養7割・専門8割を目標にする

教養試験は7割、専門試験は8割を目指して勉強してください。

 

  このくらい点数が取れれば・・
  • 筆記試験のボーダーラインが多少上がっても、合格できる
  • 面接試験があまり上手くいかなくても、合格できる可能性がある

 

ネットや書籍では、合格ラインが教養6割、専門7割と言われていますが、本番では何が起こるかわかりません。

 

とにかく筆記試験はできるだけ得点を稼いでくださいね。

 

勉強する|捨てる科目を決める

公務員試験では科目があまりに多すぎるため、全科目を勉強することは不可能です。

 

勉強する科目と捨てる科目をまずは決めておきましょう。

 

  • 勉強する科目
    憲法民法行政法、ミクロ、マクロ
    政治学行政学、財政学、労働法

    文章理解、数的処理、社会科学、時事
    人文科学(近代史・思想文学)
    自然科学(生物・地学)

  • 捨てる科目

    刑法、社会学、国際関係、社会政策

    経営学、経済史、経済政策、経済事情

    人文科学(近代史以外・地理)

    自然科学(化学・物理)

※あくまで一例ですので、ご自身で考える際の参考にしてください。

 

経験談夫は上記のように勉強する科目を絞っていました。これでも出題全体の8割くらいはカバーしていました。

 

 

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自然科学のように1問しか出題されない科目は頻出テーマだけ勉強しておくのが効果的♪

 

労働法は得点しやすいので、余裕がある人はぜひ勉強してください。

 

【Step4】試験対策を始める

いよいよ勉強を始める準備が整いました。

公務員試験では科目ごとに配点が違うため、配点が高い科目を優先的に勉強しましょう。

 

  • 配点が小さい科目は後回しでOK!
  • 初めは配点が高い科目の完成度を上げる

 

公務員試験の出題ウエートは「教養試験:専門試験=1:1〜2」なので、まずは専門試験を重点的に学習してくださいね。

 

【Step4-1】専門試験

憲法民法行政法」「ミクロ経済学マクロ経済学」から優先的に勉強してください。

 

ほとんどの公務員試験において、この5科目は配点がとても高いです。

 

【専門試験】勉強スケジュール

  • 6月〜
    憲法民法行政法
    ミクロ→マクロ の順に同時スタート
  • 11月末まで
    憲法民法行政法・ミクロ・マクロ
    各2周を終えるように演習する
  • 12月〜
    政治学行政学・財政学をスタート
  • 1月末まで
    政治学行政学・財政学を各2周終える
  • 2月~ 
    労働法をスタート
  • 4~6月  
    全科目の総仕上げ

経験談夫はこのスケジュールで勉強して、「国家一般職、地方上級」では専門科目の合格ラインを超えられました。

 

ちなみに「民法」のボリュームは2科目分あるので、覚悟しておいてくださいね。

 

【専門試験】テキスト・問題集

基本的には予備校のテキスト・問題集でOKです。一応、市販のおすすめ参考書も紹介しておきますね。

 

  市販のおすすめ参考書
  • 憲法民法行政法
    ミクロ、マクロ、財政学、労働法
    「新スーパー過去問ゼミ」

  • 政治学行政学
    「新スーパー過去問ゼミ」
     「まるごとパスワード」

 

まるごとパスワードは、インプット用です。

基本事項がコンパクトにまとまっていて、空いた時間に効率よく暗記できます。

 

経験談「ミクロ・マクロ、政治学行政学、財政学」については、学内講座のテキスト・問題集では内容不足だったので、夫はスー過去とまるパスで勉強してました。

 

【専門試験】おすすめ勉強法

同じ問題集を解けるまで繰り返すだけでOKです。テキスト丸暗記は効率が悪いので、やめましょうね。

 

 

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勉強のコツは、問題集1周目は問題を解かずに解答・解説をいきなり読むことです。

 

2周目に解説を読んだとき、大事な部分がパッと見て理解できるようにマーカーや書き込みをしてください。

 

2周目以降は問題集を進めるスピードが格段に上がるはず。

 

問題集1冊を何周も解いて、完璧に覚えることがポイントですよ♪

 

\問題集を解いた回数/
憲 法 3周  民 法 5周
行政法 4周  ミクロ 4周
マクロ 4周  労働法 1周
政治学行政学、財政学 2周

 

憲法民法行政法」「ミクロ経済学マクロ経済学11月末までに2周するのがベスト。

 

政治学行政学・財政学」は1月末までに1周できるのが理想ですね

 

直前期では本番を意識した勉強をしてください。時間を測って「過去問500」を解くのがおすすめです。

 

【Step4-2】教養試験

「数的処理」「文章理解」から優先的に勉強しましょう。

この2科目は配点がかなり大きく、教養全体の6〜7割ほどを占めています。

 

「数的処理」「文章理解」でほぼ満点が取れれば、合格ラインに達することができますよ。

 

【教養試験】勉強スケジュール

  • 6月〜
    数的処理文章理解を勉強する
  • 1月〜

    人文科学(思想文学を除く)

    自然科学をスタート

  • 2月〜
    時事対策をスタート
  • 5月〜
    思想文学を詰め込む

 

経験談夫はこのスケジュールで勉強して、「国家一般職、地方上級」では教養科目の合格ラインを越えられました。

 

【教養試験】テキスト・問題集

教養試験も基本的には予備校のテキスト・問題集を使えばOKです。

一応、市販のおすすめ参考書も紹介しておきますね。

 

  市販のおすすめ参考書
  • 数的処理
    「畑中敦子のザ・ベストプラス」
     「新スーパー過去問ゼミ」

  • 文章理解
    「新スーパー過去問ゼミ」
     「システム英単語

  • 人文科学、自然科学
    「新スーパー過去問ゼミ

  • 時事対策

    「速攻の時事」
     「速攻の時事 トレーニング編」
    ※例年2月上旬に最新版が発売される 

  • 直前期の総仕上げ
    「過去問500」シリーズ

 

数的処理が苦手な方は、

 

「畑中敦子の数的推理の大革命」

「畑中敦子の判断推理の新兵器」

「畑中敦子の資料解釈の最前線」

 

から勉強して基礎固めするのがオススメ。

 

【教養試験】おすすめ勉強法

数的処理では1日10問などノルマを自分で決めて、できるだけ毎日問題に触れるようにしてください。

 

問題集1周目は解かずに解答・解説をいきなり読んで、解き方をとにかくインプットしてください。

 

文章理解は現代文、英文を1日1問ずつ解いていれば、自然と実力が身につきます。

 

英単語はシス単を使えば、毎日少しずつ語彙力がつくはず。

 

人文科学、自然科学は大学受験時に勉強した分野だけを復習しましょう。もし余裕があれば、その他の頻出テーマも勉強してください。

 

人文科学、自然科学は1分野あたり1問しか出題されないため、コスパが悪いです。あまり時間をかけすぎないように。

 

思想文学は短期的に頭に詰め込むだけで点数が取れるので、直前期に勉強してくださいね。

 

直前期には総仕上げのために時間を測って「過去問500」を解くのがオススメです。

 

【Step4-3】論文試験

新年が明けたら、論文試験の対策も始めていきましょう。

 

  年明けから始めるべき理由
  • 論文試験の配点が大きい自治体が多い
  • 力が身につくまで時間がかかる
  • 小論文が苦手な人でも合格できる力が付けられる

 

【失敗談】夫は4月から論文対策を始めるべきというネット情報を鵜呑みにしてしまい、準備が間に合いませんでした。

 

論理的に書くことが1番大切

論文試験における評価ポイントは次のとおりです。

 

  • 正確な知識や情報に基づいているか
  • 設問内容を正しく理解できているか
  • 論理的な文章が書けているか

 

魅力的な考えを書く力は求められていません。

 

論文対策を始めたばかりの頃は、「他の受験者とは差別化された内容を書こう」とついつい考えてしまいがちです。

 

 

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ありきたりな内容でも、設問に対して正確な知識に基づき論理的に書けていれば問題なし。

 

風変わりな考えを書くと逆効果になってしまう可能性が高いです。

 

論理的な文章を書くためには、次の構成を意識するのがオススメ。

 

  • 定義:問題のキーワードを定義づけ
  • 背景:問題の原因を分析して説明する
  • 問題提起:今後の悪い影響など
  • 解決策:根拠・理由を含めた解決法

 

このような「型」を意識して文章が書ければ、まとまりのある小論文が書けるはず。

 

【論文試験】おすすめ対策方法

STEP
書き方やテーマに関する知識のインプット
はじめは、とにかく小論文の基礎を学んでください。頻出テーマは20個ほどですので、各テーマの基礎知識や用語をどんどん覚えましょう。

小論文の基礎や書き方を学びたい

「〇〇〇〇」

 

頻出テーマの基礎知識を学びたい
「〇〇〇〇」

STEP
とにかく小論文を書いてみる
本文
STEP
自身で添削する/第三者に添削してもらう
本文

 

【Step4-4】面接試験

公務員試験では人物重視の傾向がますます強まっています。筆記試験よりも論文・面接の方が配点が高いことが多いので、十分に準備する必要があります。

 

直前期の4月に突入したら、全科目の総仕上げをしつつ同時に面接対策も始めましょう。

 

面接では「安心して一緒に働けそう」「周りの人と上手く付き合って、職務を果たしてくれそう」と面接官に思わせることが大切ですね。

 

【面接試験】おすすめ対策方法

STEP
面接試験の評価ポイントやマナーを知る

おすすめは「」

この一冊を読み込んで、面接の基本やマナーを頭に叩き込んでください。

STEP
自己分析をして面接カードを記入する
自己分析は第三者の視点から見て、客観的に自分がどんな人間なのか、加えてその根拠になるエピソードがあるかを考えることです。

自己分析は1番重要です。自己分析ができていないと、面接カードや本番の受け答えでうっかり一貫性がないことを言ってしまう恐れがあります。

 

もちろん面接官からすると減点ポイントですよね。

 

 

STEP
面接試験の一問一答集を作っておく

本番では大きく3種類の質問がとんでくるので、スムーズに答えられるように整理しておくの方がオススメ。

 公務員の面接では面接カードの内容に沿って進められることが多いため、本番での質問内容はある程度予測できます。

 

  • 面接カードの内容に関する質問
    →人柄や考え方を知るために深掘り
  • 職員としての適性に関するを質問
    →ストレス耐性やクレーム対応など
  • 勤務条件に関する質問
    →異動、転勤、休日出勤など

 

面接カー以外のこともめちゃくちゃ聞かれますよ。本番で聞かれやすい質問は事前に考えを整理しておきましょう。

 

 

 

STEP
自然体で話せるまで面接練習を繰り返す
面接に向けた準備はここまで。いよいよ本番を想定した面接練習に移りましょう。

ハローワークジョブカフェでも本番さながらの模擬面接が受けられます。

 

とにかく回数をこなせるように、早め早めに模擬面接の予約をとってください。油断してると、あっという間にライバルたちに予約を取られてしまいます。

 

「全然練習できなかった…」なんてことになりかねません。

 

練習でできないことは本番では絶対にできません。次のことはつねに意識して練習に臨んでください。

 

  • 質問に答えるときは、結論→理由の流れで話す
  • 「え〜っと・・」や「〜とか・・」などの言葉は使わない
  • 気持ち少し大きめな声でハキハキと話す
  • つねに面接官の顔をまっすぐ見る
  • 面接中は姿勢を崩さず、背筋をまっすぐに

 

以上のことができていないと一発アウトまではいきませんが、合格できない可能性が高まります。

 

 

【試験当日】準備や心構えについて

いよいよ本番ですね。この記事を読んで行動できていれば、きっと合格できる力がついているはずです。

 

前日までに下記のものを準備しておき、当日は受付時間の30分以上前に会場に着くように向かってください。

 

  当日の持ち物リスト
  • 受験票
  • 鉛筆、鉛筆削り、消しゴム
  • 腕時計
  • 現金、交通機関ICカードなど
  • 昼食、飲み物
  • 防寒具(ひざ掛け、カーディガンなど)

 

一次試験の服装は自由なので、普段から着慣れている服を着ていくといいでしょう。

 

 

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当日は「自分の答案に段ずれがないか」「会場や時間をまちがえていないか」よく確認してくださいね。

 

あなたの今後の人生に関わるとても大事な試験ですので、心を落ち着かせて解きましょう。

 

あなたならきっと合格できます。

 

まとめ

国家一般職と地方上級を志望する人向けに、公務員試験に合格するための4つの手順を解説してきました。

 

今回、解説してきた4つの手順は以下のとおり。

  1. 情報収集をする
  2. 予備校の講座を申し込み
  3. 戦略・計画を立てる
  4. 試験対策する

 

まずは「情報収集」が何よりも大切です。

人事院自治体のホームページを見てみたり、予備校の無料パンフレットを取り寄せてみてください。

 

今回は以上となります。